ここではないどこか

東の京から、今日も大和〈ふるさと〉を思ふ

[+Step]文系アドバンテージ

 いよいよ、明日は2級建築士の2次試験(最終試験)である製図試験の日。
 2ヶ月、兎に角描きまくった成果を発揮しなければ。

 ということで。
 前日である今日は、予備校で特別講座……というか、最後に本試験を想定した時間配分(11時から16時まで丸っと5時間)で問題を読むところから図面を仕上げるところまでやろうという講座があり、参加してきた。

 受講生の多くは20代前半。
 大学を卒業した年か、その翌年辺りの人が多い。受験資格でいうところの「指定学科」を卒業していて、卒業と同時に受験資格が得られる人達だ。
 一方、つゆこのように指定学科を卒業していない場合、7年間の実務経験が求められる。
 指定学科は、「建築科」とかそういうところだから、理系学科といえる。
 つゆこは、理数系には滅法界弱い文系である。
 学科試験の構造なんかは、本当に苦戦した。

 しかし、実は文系には文系のアドバンテージがあると知ったのは、エスキス(問題文の要件から、間取りなどを検討すること)の授業に入ってからだ。
 問題文を読むのが早い。
 あと、読解力……文章を読んでそれの意図するところを汲み取るのが得意。
 書いてある内容は平易なのだけれど、A3の用紙にびっしりと書かれている文章や条件を正確に読み解き、何を求めているのかを理解するのは、文章を読み慣れていないと時間がかかることがある。

 大体、文章に目を通し、マーカーでチェックをして、予備校のメソッドに沿ったメモを書くまでに30分程度〜40分程度かかる。
 つゆこはそれを、概ね20分以内にやり切る。
 と、エスキスに入るのも早い。
 今日の課題のようにシンプルなら、15分くらいだ。
 尤も、エスキス自体は得意ではないから、エスキスチェックまでして作図に入るまでに1時間半くらいかかったのだけど。


 指定学科を卒業していない、実務経験受験であること。
 文系であること。
 それは、建築業界にいる中で、取り分け建築士の受験を決めて勉強を始めてから、強いコンプレックスを感じていたことだ。
 でも、今まで積み上げてきたことは無駄じゃない。

 文系上等。
 文系アドバンテージを最大限発揮して、明日は全力で戦ってくる。